国際結婚ライフ♥カラチの海の色

パキスタン人ダーリンとの結婚生活で私が感じたこと

パキスタンはみんなハデ婚?

前回のブログに登場した長女ちゃんのお話です。

 

今年のお正月休みにパキスタンにいる間に、義妹の長女ちゃんの結婚が決まりました。

一年ほど前から婚約していたのですが、ついに結婚式の時期が決定したのです。

 

 

パキスタンでは、結婚相手は親や親戚など、親族が見つけてくることが多いようです。

 

だいたいは、誰かの結婚式に出た時などに、親や親族が素敵そうな人を見つける

→新郎新婦の親に、その人が誰なのか、独身か、紹介してもらえないか聞く

→紹介してもらえたら、親がそのお宅を訪問し、自分の子にふさわしい相手&家族なのか見極める

→良いと思ったら、親から候補の相手の親に、プロポーズ

→OKならば婚約

 

という流れのようです。

一般的には親達が勝手に全てを決めてしまう訳ではなく、結婚する子の意思も確認しながら、結婚の話は進みます。

 

そして婚約期間の間にお互い相手を品定めし、大丈夫ならば、半年~数年後にいよいよ結婚、という流れです。f:id:shifra:20190407225954j:image

 

長女ちゃんの時も、どなたかの結婚式に出た時に、お相手の家族も出席していて見初められ、お話があったそう。

 

 

びっくりしたのが、結婚にかかる費用!

新婦側は家具一式、指輪や服、結婚式代などで約200万はかかるとのこと。

(新郎は住む場所の確保と、同じく指輪、服や式代を負担します。新婦よりは負担は少なめで、100万くらい)

 

つまり、一組の結婚で300万位は動くということ。

パキスタンで結婚式ビジネスしたらおいしいかも!と頭をよぎってしまいました笑

 

 

式には親戚とその家族全員に友達と、一回400~500人位の招待客が平均レベル。

また、結婚式は4回ほどに日にちを分けて執り行われ、それぞれ招待客が来ます。

また、その4回ほどの式で着る新婦新婦と親戚の服は毎回異なり、新しくなくてはなりません。

 

 

 

日本みたいに、

近い親戚と親友だけで…とか

式はナシで…

なんて、とっても貧しい、または変わったお家のイメージだそう。

パキスタンでは1週間くらいはワイワイと大人数でお祝いし続けるのが、標準的な結婚の祝い方なのです。

 

 

どうりで結婚式場がやけにたくさんあるわけだ…

(バンケットと呼ばれ、日本に例えると、スーパーとかカラオケボックス並みにあちこちあります。

式場が並んで立ち並ぶエリアまで!

しかもそれぞれ小さめの体育館位のサイズ!)

 

 

なので、すごい費用がかかるというわけ。

 

で。その資金は親と男兄弟が捻出するのだそうで!

つまり、ウチも捻出しなくてはならないと、この時初めて知りました…

 

 

え?

え?

長女ちゃんが婚約したのは一年程前だったのに、何でもっと早く準備がいると言わないんだよっ!!!!!

 

…と腹が立ったものの、家族みんなを幸せにしたいダーリンもやっぱり好きなのです。

 

 

しかし文化とはいえ完全には納得いかず、もやっとした気持ちでいる私。

それを知って、またもやっとしているダーリン笑

 

割り切れない思いがまだありますが、うん。

がんばってみようと思います。